伝統生かし「アニメ工芸」 高岡の若手職人たち、技術無駄遣い自由に創作

『伝統生かし「アニメ工芸」 高岡の若手職人たち、技術無駄遣い自由に創作』北日本新聞 2016/06/11付け朝刊より

北日本新聞 2016/06/11付け朝刊に、「グレンラガン五月人形兜飾り」を作った高岡の若手職人さん達についての記事があったので紹介。

p.s. 「技術無駄遣い」というアレゲなキーワードが北日本新聞の紙面入り。

銅色に鈍く光る顔、戦国武将を連想させる前立て-。400年以上の歴史を持つ鋳物など伝統工芸の職人たちが、技術の粋を集めて作り上げた「かぶと飾り」があった。よく見ると、人気アニメ「天元突破グレンラガン」に登場するロボットをモチーフにしている。

「これを見にきた」。小矢部市で開かれたアニメや漫画好きのイベントでは、参加者がうれしそうにカメラを向ける。娘を抱いて、コスプレ姿の人と一緒に写真に納まるのは、制作のきっかけをつくった彫金師の和田瞬佑(33)だ。

「趣味で始めて、一つでも売れればいいと思っていたのに、こんなことになっちゃって」。アニメのキャラクターが描かれたTシャツを着た和田が、申し訳なさそうな顔になった。

『伝統生かし「アニメ工芸」 高岡の若手職人たち、技術無駄遣い自由に創作』北日本新聞 2016/06/11付け朝刊